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乱れた歯並びをキレイに整える歯列矯正治療。この矯正治療に用いられる方法には、さまざまな種類があります。
治療法によって適用される症状や治療期間、費用などが異なってくるため、まずはどのような方法があるのかを知っておくことが大事。特徴を知っておけば、医師とのカウンセリングの際にも自分の要望を伝えやすくなりますし、クリニック選びの目安ともなります。
このカテゴリでは、
について解説。それぞれの治療法にどのような装置があるのかもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ワイヤー矯正は、矯正治療の中で歴史の古い方法。矯正治療の基本となっており、部分矯正から重度の歯列矯正まで幅広く対応できるのが強みです。歯の表面にブラケットやワイヤーといった装置をつけるため「目立ちやすい」というイメージが強い方法ですが、現在では目立ちにくいワイヤー矯正装置も開発されています。そういった情報もまとめていますので、目を通してみてください。
裏側矯正とはリンガル矯正とも呼ばれる方法で、歯の裏側にブラケットやワイヤーといった装置をつけるのが特徴。表側からは矯正装置が見えないため、「装置の見た目が気になる」「仕事柄、目立つ装置をつけられない」といった人でも治療に取り組みやすくなっています。しかし、裏側矯正にはメリットだけでなく治療期間や費用等にまつわるデメリットもあります。しっかりチェックしておきましょう。
マウスピース矯正とは、少しずつ形の違うマウスピースを定期的に交換しながら、歯並びを整えていく方法。マウスピースは薄くて透明なので目立ちにくく、患者の手で取りはずしできるのが特徴です。食事も歯みがきもしやすく、痛みも感じにくいとされる注目の矯正方法ですが、マウスピース矯正にもデメリットはあります。きちんと情報を踏まえたうえで選ぶようにしましょう。
部分矯正とは、前歯のちょっとした歯並びを整える方法。プチ矯正と呼ばれることもあり、比較的短期間で治療できるのが特徴です。しかし、この部分矯正は誰でも受けられるものではありません。どのような症例に適したものなのか、利用できる矯正装置には何があるのか、といった情報をまとめました。
■選定条件(2021年1月時点の調査情報)
目立たない矯正治療「マウスピース矯正・裏側装置・舌側装置(インコグニト/WIN)」に対応、日本矯正歯科学会の臨床指導医・認定医が治療、土日でも通える、初回の相談は無料、これらを満たす歯科クリニックをピックアップしています。
価格表記について:田中矯正歯科:インビザライン58万円〜(63万8,000円/税込)、裏側矯正 63万円~(69万3,000円/税込)、永山歯科・矯正歯科:インビザライン:62万~(68万2,000円/税込)、裏側矯正:90万円~(99万/税込)、ソフィア矯正歯科:インビザライン80万円~(88万円/税込)、裏側矯正100万円~(110万/税込)
■歯科矯正の費用
ワイヤー矯正で60~150万円程度(表側矯正、裏側矯正でも費用は異なります。)、マウスピース矯正で30~100万円程度になります。矯正治療は自由診療のクリニックがほとんどなので、料金に関してはクリニックにお問合せください。
■歯科矯正の治療期間
永久歯に生え変わった後の矯正治療であれば、1~3年程度。口内の状態によって治療期間や費用は変わりますので、担当医師に確認することをおすすめします。
■副作用・リスクについて
矯正期間中は、虫歯や歯周病、装置の接触の影響で口内炎にかかりやすくなることがあります。また、金属を使用した装置の場合、金属アレルギーの恐れもあります。
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