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Eラインとは、横顔における「鼻先と顎先を結ぶ一直線」のことです。エステティックラインとも呼ばれており、鼻先と顎先を結ぶ線に対して唇がどの位置にあるかがポイント。Eラインの内側に唇が収まるかどうかを見て、上下の唇の突出度を判断します。
なお、Eラインには「ラインから唇が3~4mmほど後退している」という理想値があります。ただ、この理想値は日本人の骨格に合っているとはいえず、「上唇がライン上にあり、下唇はラインから1mmほど後方にある」というのが日本人の平均値です。骨格や鼻、顎の形でも横顔の見え方は異なるため、Eラインの理想値ばかりを気にする必要はありません。
「自分のEラインはどうなのだろう?」と気になる方は、以下の方法で簡易チェックをしてみましょう。
ただ、自分でチェックする方法で正確に判定するのは困難です。精密な計測を希望する場合は、矯正歯科クリニックで検査をしてみることをおすすめします。
非抜歯矯正は、今ある歯の本数を減らさずに矯正治療を行えるものの、抜歯矯正と比較して「変化が穏やか」という注意点もあります。
たとえば、「唇が大きく突出しているので、Eラインを整えたい」という方は、非抜歯矯正では期待する効果を得られない可能性があるでしょう。
非抜歯矯正では、「IPR」「歯列拡大」「奥歯の後方移動」などの方法で歯列にスペースをつくります。
非抜歯矯正では、いずれの方法でも治療によって得られる歯列のスペースは数ミリ程度です。また、骨や歯茎などの口腔内の状態によって結果に個人差があります。そのため、非抜歯矯正によってEラインに大きな変化を与えることは一般的に難しいといえるでしょう。
非抜歯矯正は、「歯並びの乱れが軽度~中程度である」「顎のスペースに余裕がある」「口元の突出を大きく改善させる必要がない」といったケースに適応する矯正治療方法です。
また、「治療後の保定ができるか」「生活習慣の改善ができるか」といった点も非抜歯矯正における重要なポイント。保定や生活習慣の見直しが不十分だと、歯並びが後戻りしてしまうリスクがあります。
Eライン改善のために抜歯矯正が推奨されるのは、「歯並びの乱れが強く、スペースも不足している」「口元の突出感が強いため、Eライン改善のために大きな変化が必要」というケースです。また、「噛み合わせなどの機能の安定性も重視する」という場合も、抜歯矯正の方が効果を得やすいでしょう。
なお、抜歯矯正では、小臼歯を抜いて歯並びを整えるのが一般的。歯の本数を減らすため顎にゆとりができ、非抜歯矯正よりも広いスペースを確保できます。抜歯矯正によって前歯が後退すれば、Eラインが改善し、顔つきの変化を感じやすいでしょう。
Eライン矯正にかかる費用や期間は、治療内容によって異なります。また、矯正治療中の痛みについても理解しておくことが大切。矯正治療では歯を動かすため、装置を装着した直後から圧迫感などの痛みを感じる人が多いでしょう。
「歯を抜くのが怖いから、非抜歯矯正でEラインを改善したい」という方も、非抜歯矯正のリスクに注意が必要です。たとえばスペース不足のまま無理に非抜歯矯正を行うと、かえって前歯の突出が目立つことがあります。また、条件によっては非抜歯矯正後の後戻りを起こすケースも考えられます。
Eラインを自力で改善させることは、ほぼ不可能です。Eラインを改善させるための市販グッズやマッサージ、セルフ整体といった情報がありますが、結果として歯並びが悪化したり、歯茎にダメージを与えたりするリスク大。顎関節症を発症してしまうケースもあるため注意しましょう。
口元の突出度を判断する「Eライン」を改善したいと考えている人は、少なくありません。Eライン矯正には非抜歯や抜歯による複数の方法がありますが、症状や口腔内の状態に合った治療方法を選ぶことが大切です。
自分に合う治療法は歯科クリニックでの精密検査やシミュレーションで診断してもらえるため、Eライン改善を希望する方は相談してみましょう。
■選定条件(2021年1月時点の調査情報)
目立たない矯正治療「マウスピース矯正・裏側装置・舌側装置(インコグニト/WIN)」に対応、日本矯正歯科学会の臨床指導医・認定医が治療、土日でも通える、初回の相談は無料、これらを満たす歯科クリニックをピックアップしています。
価格表記について:田中矯正歯科:インビザライン58万円〜(63万8,000円/税込)、裏側矯正 63万円~(69万3,000円/税込)、永山歯科・矯正歯科:インビザライン:62万~(68万2,000円/税込)、裏側矯正:90万円~(99万/税込)、ソフィア矯正歯科:インビザライン80万円~(88万円/税込)、裏側矯正100万円~(110万/税込)
■歯科矯正の費用
ワイヤー矯正で60~150万円程度(表側矯正、裏側矯正でも費用は異なります。)、マウスピース矯正で30~100万円程度になります。矯正治療は自由診療のクリニックがほとんどなので、料金に関してはクリニックにお問合せください。
■歯科矯正の治療期間
永久歯に生え変わった後の矯正治療であれば、1~3年程度。口内の状態によって治療期間や費用は変わりますので、担当医師に確認することをおすすめします。
■副作用・リスクについて
矯正期間中は、虫歯や歯周病、装置の接触の影響で口内炎にかかりやすくなることがあります。また、金属を使用した装置の場合、金属アレルギーの恐れもあります。
マウスピース矯正
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